アクセラに搭載されるマツダコネクトとは?

安全性と利便性を両立したシステム

現在スマートフォンが爆発的に普及しており、運転中でも着信やSNS通知などさまざまな情報が届く時代となっています。これらの情報はドライブ中に届くと集中力を乱す原因となります。

 

そこで、マツダは「運転中でも安全にネットワークが利用できる環境を作ろう」ということでマツダコネクトを開発したのです。使用できない環境にしたところで、常時接続に慣れているドライバーはついついスマホに手を伸ばしがちです。それならば、いっそのこと安心して運転に集中できるシステムを作ろうと思ったわけです。

 

とはいえ、スマホの機能がスマホと同様の使用感で使えるのがよいわけではありません。そこでマツダコネクトでは「ドライバーが着信音などの集中力を乱す要因を上手に使えるようにするにはどうすればいいか」という着眼点で設計がなされました。

 

ドライバーの注意をそらす要因を解決する

 

ドライバーの集中力を乱す主な要因は、スマホの着信音、通知音によって発生する「わき見運転」「よそ見」「ハンドルから手を離す」などになります。まずはそれぞれについての対策が講じられました。

 

「よそ見」については、オーディオ、カーナビの情報表示ディスプレイの高さを見下ろし角15度のところに設定しました。これは、視線移動にかかる時間は角度の2乗に比例することから、走行中の視野を邪魔せず、なおかつ最速で視線移動できる場所が見下ろし角15度の部分だからです。

 

このディスプレイには、走行速度、クルーズコントロールの情報、ナビゲーションの指示表示などが行なわれます。自動調光機能がついているので、トンネルに入ると徐々に暗くし、外に出ると明るくなるというコントロールが行なわれます。

 

ブラインド操作可能なコントローラーを実装

 

次は「ハンドルから手を離す」行為についても熟慮がなされました。先ほど取り上げたディスプレイはタッチ操作をするには遠すぎるため、タッチパネルにしてしまうとハンドルから手が大きく離れることになります。そのため、フロアコンソールにダイヤルとボタンの「コマンダーコントロール」を設置し、ディスプレイと分離しました。コマンダーコントロールはステアリング直下に配置されているため、スムーズに操作でき、すぐにハンドルに手を戻すのも簡単です。

 

コマンダーコントロールには、「ホームへ戻る」操作や「戻る」「進む」操作のほかに、「フェイバリット」操作もあり、ドライバーが事前にラジオ局やカーナビの目的地を設定できるため目線をそらすことなくすばやく操作が可能となります。

 

スマートフォンとの連携は「Aha」が行う

 

スマートフォンとの連携はBluetooth接続によっておこなわれ、ハンズフリー通話やメール読み上げなどが可能です。「Aha Radio」というアプリをスマホにインストールしておけば、世界中のインターネットラジオの聴取が可能になるほか、ツイッターやフェイスブックとの連携も可能です。タイムラインの状況は音声で読み上げられるため、ディスプレイを見ることによる「よそ見」を防ぐことができ、安全性を高めることが可能です。

 

なお「Aha」はマツダのシステムではなく、米国のウェブサービス会社製となりますが、使用権はマツダが購入済みのため年間使用料などはかかりません。